社会不適合者の基準とは?【特徴・人物像・生きづらさ】

童貞学

先日公開した記事【社会不適合者は学歴や資格があっても無駄!意味がない】に、多くの反響をいただきました。

社会不適合者は学歴・資格があっても意味がないのか?
さて、今回は少し刺激的なタイトルですが、誤解を招かないように最初に伝えておきます。「勉強すること自体は素晴らしいことです!」知識を深めることは自己研鑽にもなりますし、頭のトレーニングとしても役立ちます。普通の人は一流大学を出たら大企業に入社...

ツイッターからのアクセスだけでも120以上あり、コメント、ファボ、リツイートしてくださった皆さん、ありがとうございます!

目次

社会不適合者の基準

予想外だったのは、フォロワーの皆さんから共感や痛いところを突かれたという声があったことです。皆さん、普通に社会生活を送っているように見えたので、まさか自分が社会不適合者だと感じているとは思いませんでした。

私は独立系ビルメン会社の末端作業員として、ぎりぎりの状態で仕事を続けています。なので、年収を上げるために転職を考えたり、資格の勉強をしている方々は、私から見て社会不適合者とは言えません。

しかし、社会不適合者に明確な基準は存在しません。文字通りに解釈すれば「社会生活に適応できない人」ということになります。社会生活とは、仕事だけでなくプライベートの面も含まれるべきだと思います。

仕事面では、どの職業に就いても短期間で退職を繰り返してしまうことが特徴です。退職の理由にはストレスや対人関係のトラブルなど、さまざまな要因が考えられます。

プライベート面では、社会性が欠如しているために他者との接点がほとんどない孤独な人が多いです。交際相手や友人がいないことが一つの特徴と言えるでしょう。ですので、結婚している方や異性と交際経験がある方、友人がいる方は、社会不適合者ではないと考えます。他者との関係を築けるということは、社会性があるという証拠だからです。

もちろん、孤独な人=社会不適合者と短絡的に考えるわけではありません。一人で趣味を充実させるために孤独を選ぶ人もいるからです。

よく「結婚した方が幸せか、独身が幸せか」という議論がされますが、私は結婚して幸せになる人と、独身のまま幸せになれる人に分かれると思っています。後者の人が無理に結婚した場合、結婚が人生の墓場になってしまうかもしれません。

社会不適合者の生き方

社会不適合者と言っても、一人ひとりの能力や性格、環境が異なるため、画一的な基準で判断することはできません。私も社会不適合者を自覚していますが、私よりも深刻な状況にある人々もいます。引きこもりになり、働くどころか外に出ることもできない方もいるでしょう。そうした方々は、私以上に厳しい状況にあるはずです。

また、社会不適合者の生き方やおすすめの仕事を紹介しているサイトを見かけますが、どうもズレていると感じます。おそらくその記事を書いた人は、社会不適合者ではないのでしょう。普通の人が想像で書いた記事だな、という印象を受けます。

やはり、同じような経験をした人でないと、その人の気持ちを本当に理解することはできません。

私は社会不適合者の一人として、同じように生きづらさを感じている方々が、少しでも苦しみから解放される日が来ることを心から願っています。

ストレスとは:こころの耳(厚生労働省)

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