先日、Yahooニュースで「子供は育てたくない若者が52%もいる」という記事を見かけました。かなり話題になっているようなので、僕も感想を書こうと思います。
目次
「子供を育てたくない」という表現について
まず、このワードには悪意を感じました(笑)。
だって「子供を育てたくない」ですよ!?
この言葉だけを見ると、まるで育児放棄を連想させます。でも、実際の意味は「子供が欲しくない」ということですよね。
なぜわざわざ「子供を育てたくない」という言い回しにしたのか。おそらく、インパクト重視なのでしょう。
子供が欲しくない若者が増えた理由
この調査の対象は15歳から39歳の男女で、僕もこの年代に含まれます。実際、僕自身も子供が欲しいとは思いません。
こうした話題になると、まず指摘されるのが「経済的な問題」です。確かに、貧困や将来の不安が理由のひとつであることは間違いありません。
でも、僕はもっと根本的な原因があると考えています。
文明の発展が原因
これは高須幹也先生も指摘されていましたが、「文明の発展により娯楽が充実し、一人でも楽しく暮らせるようになったから」ではないでしょうか。
根拠として、先進国や準先進国ほど出生率が低い傾向があります。日本よりも社会保障が手厚い国でも少子化が進んでいることを考えると、経済的要因だけでは説明できません。
僕自身、休日は家でゲームをしたり、アニメを見たりしてのんびり過ごすのが好きです。結婚して子供ができたら、こうした自由な時間は減るでしょう。
また、現在は実家暮らしで、薄給でも生活には余裕があります。しかし、家庭を持つとなれば、常にお金の心配をしなければなりませんし、仕事も簡単には辞められなくなります。
僕にとって、余計な悩みを増やさないためにも、このまま独身でいるのが最適な生き方だと考えています。
他人の選択に口を出すべきではない
ある著名人が「子供は育てたくない」と答えた若者を批判していましたが、これはどうかと思いました。
独身でいるのも、結婚して子供を持たないのも、結婚して子供を育てるのも、すべて個人の自由です。
人生観の問題に正解はありません。人間はただ生まれて、ただ死んでいくだけの存在です。だからこそ、自分が納得できる生き方を選ぶのが大切です。
ここで重要なのは、「他人の人生観を否定しないこと」。
みんな違ってみんないい。それでいいんです。
結婚した人と独身の人のどちらが幸せかなんて、比較すること自体がナンセンスです。幸福とは主観的なものだからです。
たとえば、どんな名作と呼ばれる作品でも、100人全員が「素晴らしい」と思うことはありません。食べ物の好き嫌いがあるのと同じで、人生の選択肢にも向き不向きがあるのです。
だからこそ、自分が納得できる道を選べばいい。他人から「その選択は間違っている」と言われても、
「それってあなたの感想ですよね?」
と返せばいいのです(笑)
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