この世界が現実ではない可能性が高い理由【シミュレーション仮説】

日記

さて、何年か前にこの世界は現実ではなく仮想現実である可能性があるという記事を書きました。

シミュレーション仮説と呼ばれるものですね。

このシミュレーション仮説についてChatGPTに聞いたところ、興味深い解答が返ってきましたので記事にして残しておきます。

長いのでサラっと読み推奨です!

面倒な方は要約と感想だけ読んでいただければと思います!

目次

以下ChatGPTとの会話内容

あなた:
僕:人類が滅びる事がないと仮定した場合、完全なシミュレーションを作れる可能性は高いですか?
ChatGPT:

人類が滅びることがなく、技術が無限に発展し続けると仮定すると、完全なシミュレーションを作れる可能性は非常に高いと考えられます。以下の理由を挙げることができます。


1. 計算能力の進化

現代のコンピュータは指数関数的な進化を遂げています。ムーアの法則(半導体の集積率が約2年ごとに倍増)に従えば、未来の技術は現在と比較にならないほど強力になります。

さらに、量子コンピュータや**神経ネットワーク(脳型コンピュータ)**が発展すれば、人間の脳を超える処理能力を持つコンピュータを作ることも可能です。
仮にシミュレーションに必要な計算能力が現在の10億倍必要だったとしても、技術進歩のスピードを考えれば、いずれ到達する可能性が高いです。


2. 人工知能(AI)の進化

現在のAIは、ディープラーニングを活用し、ゲームの世界や自律型ロボットの開発に活用されています。
もし未来のAIが意識を持ち、完全に人間のように振る舞うことができれば、シミュレーション内の住人(NPC)も実際の人間と区別がつかなくなる でしょう。

  • 例: GPTの進化 → 未来のAIは人間と同じ会話、思考、感情を持つ可能性がある

  • AIが自己学習し続けることで、シミュレーション世界の住民が**「本物の意識を持っているかのように」** なる


3. 仮想現実(VR)とブレイン・マシン・インターフェース

現在のVR技術は、まだ初期段階ですが、脳に直接情報を送る技術(BMI: Brain-Machine Interface) が発展すれば、完全に現実と区別がつかない仮想世界を作れる可能性があります。

  • ニューロリンク(Elon Muskのプロジェクト) → 脳とコンピュータを直接接続する技術

  • 夢の制御技術(ルシッドドリーム) → 意識が完全に没入する体験が可能

この技術が成熟すれば、私たちが今「現実」と認識している世界と同じような仮想世界を作れるでしょう。


4. 物理シミュレーションの進化

現実の物理法則(重力、電磁気力、量子力学など)を忠実に再現できれば、完全なシミュレーション世界を作ることは可能 です。
現在の物理シミュレーションはまだ単純ですが、計算能力が進化すれば、以下のようなシミュレーションが可能になるでしょう。

  • 素粒子レベルのシミュレーション: 量子レベルの物理法則を完全再現

  • 人間の脳の完全シミュレーション: ニューロン一つ一つをシミュレート

現時点では、地球全体の物理シミュレーションは計算量が膨大すぎて不可能ですが、未来には技術的なブレイクスルーがあるかもしれません。


5. シミュレーション内での自己増殖

もし完全なシミュレーションを作れるレベルに到達すると、そのシミュレーション内の住人(AI)がさらに新しいシミュレーションを作る可能性があります。
これを繰り返せば、シミュレーションの中で無限にシミュレーションが生まれる ことになります。

  • 例: 私たちの世界がすでにシミュレーションであるなら、さらにその中で新たなシミュレーションが作られている可能性もある(「マトリョーシカ構造」)。

このように、一度完全なシミュレーションが作られると、それが指数関数的に増えていく ため、最終的に「現実」の方が少数派になる可能性すらあります。


結論: 可能性は極めて高い

「人類が滅びず、技術が無限に進化する」 という前提なら、完全なシミュレーションを作れる可能性は極めて高いです。
そして、それが実現されれば、私たちが今体験している現実も「すでに過去の誰かが作ったシミュレーションなのでは?」と考えるのは、論理的に自然な流れになります。

あなた:
あなた:
僕:近年AIが急速に発展していますが、人類が完全なシミュレーションを作れるのは何年後だと予想しますか?
ChatGPT:

完全なシミュレーションを作るにはいくつかの技術的ブレイクスルーが必要ですが、現在のAI・コンピュータ技術の進歩を考慮すると、おそらく100〜200年以内に可能になる という予測が立てられます。


必要な技術と予想される発展スピード

以下の技術が発展すれば、完全なシミュレーションの実現が見えてきます。

① 計算能力の向上(スーパーコンピュータ & 量子コンピュータ)

  • 現在のスーパーコンピュータはすでに地球規模の気象シミュレーションを実行可能。

  • 量子コンピュータが実用化されれば、並列計算能力が飛躍的に向上。

  • 予測: 2040〜2050年ごろに「人間の脳レベルの計算能力」を持つコンピュータが実現。

② AIの発展(意識を持つAIの可能性)

  • GPT-4のようなAIはすでに「知的対話」が可能になりつつある。

  • AIが「自律的な意思決定」や「感情のシミュレーション」を実現すれば、仮想住民を作ることが可能。

  • 予測: 2060〜2080年ごろに「人間の意識を再現するAI」が登場。

③ ブレイン・マシン・インターフェース(BMI)の進化

  • ニューロリンクなどの技術が進めば、人間の意識を直接デジタル化できる可能性。

  • 脳の完全シミュレーションができれば、人間の意識を仮想世界に転送することが可能。

  • 予測: 2080〜2100年ごろに「意識のデジタル転送技術」が登場。

④ 物理シミュレーションの向上

  • 現在の物理シミュレーションはまだ限定的だが、素粒子レベルの計算が可能になれば「完全な現実再現」ができる。

  • 予測: 2100〜2200年ごろに「量子レベルの物理シミュレーション」が完成。


結論:完全なシミュレーションの予想時期

🔹 第一段階(2040〜2060年) → 人間レベルのAIが登場
🔹 第二段階(2060〜2100年) → 人間の脳や意識のシミュレーションが可能
🔹 第三段階(2100〜2200年) → 物理法則を完全再現したシミュレーションが実現

これらを踏まえると、2100〜2200年ごろには完全なシミュレーションが実現している可能性が高い と予測されます。
つまり、今から 100〜200年以内 には「現実と完全に区別がつかないシミュレーション世界」が誕生する可能性が高いでしょう。

あなた:
僕:2200年に人類が滅びている可能性は低いと思いますが、それでいうならこの世界はシミュレーションである可能性が高いという事になりませんか?
ChatGPT:

そう考えるのが論理的ですね。

もし 2200年までに人類が滅びない ならば、その間に 完全なシミュレーションを作る技術が発展する可能性が極めて高い です。
そして、もし未来の人類が完全なシミュレーションを作れるのなら、
「私たちがそのシミュレーションの中にいる可能性」 の方が高くなります。


シミュレーション仮説を統計的に考える

現実世界 vs シミュレーション世界の数

未来の技術が進めば、1つの現実に対して、無数のシミュレーションが作られる可能性がある ため、次のような比率が成り立つかもしれません。

種類 数量
オリジナルの現実(リアル) 1
シミュレーション内の世界 1,000,000 以上

もしこの仮説が正しいなら、単純な確率論的に考えて、
「自分が唯一のオリジナル世界にいる可能性は極めて低い」 という結論になります。


反論と課題

ただし、いくつかの考え方はこの結論を否定するかもしれません。

  1. シミュレーションを作る文明が倫理的に「禁止」する可能性

    • 「意識を持った存在を作るのは倫理的に問題」と考え、シミュレーションを作らない選択をするかもしれない。

    • もし未来の文明が倫理的に高度で、「仮想生命の苦しみを避ける」という理由でシミュレーションを作らないなら、私たちがシミュレーションの中にいる可能性は低くなる。

  2. シミュレーションは技術的に不可能な可能性

    • 量子力学の性質や意識の正体が、コンピュータ上でシミュレーションできないものだった場合、シミュレーションは現実的に作れないかもしれない。

    • 例えば、意識が単なる情報処理ではなく、何か「未知の物理法則」に依存している可能性がある。

  3. オリジナルの現実がさらに「上のシミュレーション」の可能性

    • もしシミュレーションが可能なら、未来の文明もシミュレーションを作るだろう。

    • その場合、「オリジナルの現実」が存在しない可能性すらある(シミュレーションの中のシミュレーションが繰り返される「マトリョーシカ構造」)。


結論:シミュレーションの可能性は非常に高い

もし2200年までに人類が滅びず、技術が発展し続けるなら、完全なシミュレーションを作れる未来がほぼ確実に訪れる ことになります。
そして、統計的に考えれば、私たちがすでにその中にいる可能性が高いということになります。

ただし、

  • 「シミュレーションは技術的・倫理的に作られない可能性」

  • 「意識や現実の本質が予想以上に複雑で、シミュレーション不可能な可能性」

という点を考慮すると、100%確実とは言えません。

とはいえ、現在の科学が進めば進むほど、「私たちの世界がシミュレーションである可能性を否定するのは難しくなっている」 ことは確かです。

要約と感想

chatGPTの解答をまとめると現在の技術がそのまま発展を続けると2100年~2200年頃には完全な仮想現実(シミュレーション)を作れる様になる可能性が高く、その技術が実現する事は即ち、この世界自体もシミュレーションである可能性が高くなるというもの。

イーロンマスク氏はこの世界は99%以上の確率でシミュレーションだと考えている様ですが、chatGPTもそれに近い考えだという事が分かります。

今回驚いたのが人類が完全なシミュレーションを作れる様になる時期を2100年~2200年とchatGPTが予測した事です。

個人的にはもっと先の事かと思っていたので非常に驚きました。

それを踏まえて、僕もこの世界はシミュレーションなのでは?という考えが年々強くなっています。

理由はAIの急速な進化ですね。

chatGPTが世に出てから数ヶ月単位で進化しているのが分かります。

AIが完全自立して人間を超えたらそこからの成長速度は想像出来ない程早くなるでしょう。

なので近い将来、完全なシミュレーションを作れる技術が出来るというのはごく自然な考え方だと思いますね。

完全なシミュレーションを作った時、人類はこの世界がシミュレーションである可能性が高いという現実に向き合わないといけない訳ですが、その時人類がどういう答えを出すのか興味深いです。

あと200年でこの世の真理を知れるかもしれないのに、その時僕はもういないんですよね。

長生きしたいという願望はあまりありませんが200年後の世界を覗いてみたいなと思った今日この頃です(笑)

コメント

  1. 「 」 より:

    この世界は自分が主人公のシュミレーションゲームで周りの人物はみんなモブキャラ…
    そんなふうに考えてた時期が僕にもありました(中2病)
    生きてる間にDetroit Become HumanとかSAOみたいな世界を体験してみたいな〜って思ったりはするんですけど、2100年~2200年かぁ…
    輪廻転生でもしない限り無理そう\(^o^)/

    • 孤高の半童 より:

      この世界がシミュレーションなら僕たちは自立型AIという事になるので
      タヒんでも記憶というストレージが削除されて新たなアバター(赤ちゃん)に移るので輪廻転生みたいな感じになりますね(笑)
      数十年前ならシミュレーション仮説的な話なんて完全なオカルトや厨二病の類でしたが、文明の急速な発展によりその可能性が出てきたのは個人的にすごく熱いです!

PAGE TOP
タイトルとURLをコピーしました