以前にも書きましたが僕が常駐している現場は建物の老朽化が進んでいます。
特に配管関係が非常に怖い。
給水配管や給湯配管はかなりの圧がかかっているので漏水トラブルは大事になります。
実際にあった話なのですがある業者さんが給水配管のコックを閉めようとしたらその力で配管が折れてしまい、水が噴き出すという事がありました( ̄▽ ̄;)
いや、コック閉めただけで配管折れるってどんだけだよ(笑)
信じられない話かもしれませんが本当の話です。
その業者さんが無茶な力で閉めた訳ではありません。
場所によってはそれぐらい老朽化が進んでいるという事なのです。
ちなみにその時どうやって水を止めたかというと木栓を打ち込んで止めたらしいですw
実はうちには20Aの配管に打ち込める木栓のストックがいくつかあるのです。
どんだけ準備いいんだよ(笑)
さて、本題に入ります。
目次
先日給湯配管のピンホールによる水漏れがありました
僕が行った時には先輩が天井ボードを外して中を確認していました。
保温材を剥ぐと、給湯配管にピンホールがあきレーザービームの様にお湯が噴き出していました。
最強のピンホール修繕はやはり圧着ソケット
配管をガッチリと抑え込むのでほぼ確実に漏水を止められます。
今回も圧着ソケットを使おうとしたのですが微妙にサイズが合わなかったみたい。
配管の太さは25A。
25Aの圧着ソケットは在庫がありませんでした。
そして次にこちらを試しました。
ご存知レクター・アーロンテープ。
自己融着テープの名の通り、テープ同士が融着するので引っ張りながら配管に巻き付けると軽い水漏れなら止める事が出来ます。
更に上からインシュロック(結束バンド)で抑え込むとより効果的です。
しかしこのレクターアーロンテープもスペースがない為、十分なテンションがかけられず漏水を止める事が出来ませんでした。
圧着ソケットもレクターアーロンテープもダメ・・・
打つ手なしか・・・そう思った時
先輩ひらめく
先輩「あ、そうだ(唐突)」
そう言うと何やら道具を取りに行きました。
そして持ってきたのはこちら!
蛇口にホースを固定するバンドです。
勿論、これだけでは使えません。
そう、パッキンを挟んでこのバンドで締め上げる事により漏水を止めたのです!
簡易の圧着ソケットみたいなものですね。
いや~流石先輩。
やりますねぇ!
僕ではこんな事は思いつかない。
やはり経験が長く頭が良い人は臨機応変に動けるのだと感心しました。
ただ、ホースのバンドだと圧着ソケットみたいに360度均等の力で抑える訳じゃないから注意が必要ですね。
ここまで偉そうに語りましたが作業したのは先輩で僕は下で脚立を押えていただけです(震え声)
コメント
こちらも10年越えてきたので蒸気配管は減肉による蒸気漏れ
とかは出始めてます。あと、加圧給水系でゲートバルブの弁体が
落下して締め切りのままとなり、給水出来ないなんてトラブルもあります
仕方ないんで一回給水ポンプ止めて弁体を外します。
替えのバルブを付けるまでは上半分は取り外したまま上からゴムシート
と後は今回と同じやり方でフタしています。
ゲートバルブ タイコ落ち で検索すればイメージ湧きます
ゲートバルブのタイコ落ちは初めて知りました。
給水できないと大事になるので注意しないといけませんね。
ご教授いただきありがとうございますm(__)m