トイレの自動水栓の水の出が悪い?ビルメンが教える原因調査と交換のコツ

ビルメンブログ

いや~、毎日暑くて暑くて嫌になりますねぇ(-_-;)

夏は空調のトラブルが多いし、台風が来れば漏水の対応に追われるし……僕にとってはなかなか気が休まらない、大嫌いな季節です(笑)。

さて、今日は「トイレの手洗い場の水の出が悪いから見てほしい」という依頼をいただいたので、さっそく現地確認に行ってきました!


不具合状況の確認:自動水栓の勢いがない

現場に到着。こちらが今回のターゲット、自動水栓ですね↓

トイレの自動水栓の外観

手をかざすとセンサーが反応して自動で水が出てくるタイプです。ちなみに、洗面台の下(キャビネット内)はこんな構造になっています↓

自動水栓の配管部分

実際に試してみると、確かに水の勢いがだいぶ弱っている様子。チョロチョロとしか出ないので、これじゃあ手も満足に洗えません。

原因の切り分け:詰まり?電池?それとも……

まずは、現場でできる簡単なチェックから始めていきます。

  • 泡沫キャップの確認:蛇口の先っぽにあるフィルターを外してみましたが、ゴミなどの詰まりは特になし。
  • 電池交換:センサーや電磁弁のパワー不足を疑い、新品の電池に替えてみましたが、症状は変わらず。

となると、消去法で「中の電磁弁(バルブ)の動きが悪くなっている」可能性が高いです。
というわけで、今回は自動水栓本体を丸ごと交換することにしました!


自動水栓の交換作業と「秘密の工具」

作業開始です。まずは基本中の基本、給水バルブをしっかり閉めます。

自動水栓の交換自体は、工程だけ見ればそんなに難しいことではありません。でも、一つだけめちゃくちゃ面倒くさいポイントがあるんです。それは……本体を固定している「六角ナット」を外す作業!

先ほどの洗面台の下の写真を見てもらうと分かりますが、とにかく作業スペースが狭いんですよね。普通のモンキーレンチやスパナを振り回す余裕なんてありません。

そこで登場するのが、こちらの専用工具(立水栓締付工具)です!↓

立水栓締付工具

先端で六角ナットをガッシリ挟めるようになっています。これがあれば、狭い隙間でも垂直にアプローチできるスグレモノ。

ただ、この工具だけだと手で回すときに力が入りにくいので、僕はこのようにアンギラ(ウォーターポンププライヤー)で挟んで、テコの原理でグイッと締め付けていきます↓

アンギラを使って工具を回す様子

無事に古い本体が外れました!↓

取り外した自動水栓本体

本体を外した後の洗面台はスッキリ。普段見ることがない光景ですね↓

本体を外した後の洗面台


まさかの真犯人発覚。原因は本体じゃなかった!?

新しい本体を取り付ける前に、念のため「ホースからちゃんと水が来ているか」を確認しようと思い、給水バルブを少し開けてみました。すると……

水の勢いが、めちゃくちゃ弱い。Σ(・□・;)

「えっ、ホースの中が詰まってるの?」と思い、今度はホースも外して給水配管からダイレクトに水を出してみました。

配管からの直接給水テスト

……しかし、勢いは弱いまま。チョロチョロ……。

原因は、自動水栓本体ではなく「給水配管そのものの詰まり」でした。はっきりわかんだね。

こうなると、設備管理の僕の手に負える範囲(二次側)を超えてしまっています。配管内部の更生や洗浄が必要なレベルなので、今回は取り外した自動水栓をそっと元に戻しました……。

おそらく、専門の業者さんに調査・清掃を依頼することになりそうです。せっかく苦労して外したのに、切ない結末でした(苦笑)。


PS.
明日は台風対応のため、もしかしたら泊まり勤務になるかもしれません……。
まぁ、もし金曜日が明け休みになれば、実質3連休みたいなものなので、それはそれでアリかなってポジティブに考えてます!

それでは、また!(^_^)/~

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