今回は社会不適合者を自覚している方でビルメン業界を検討している方向けの記事です。
これまで散々仕事で苦しんできて楽な仕事を求める方も多いと思います。
そういう人にとってビルメンは選択肢に入るでしょう。
しかしネットの情報を見ても「1日の業務は検針だけしてあとは待機時間だからめっちゃ楽」という意見もあれば
「トラブル対応多いしオーナーからの圧力があったり精神的に辛い」などネガティブな意見もあってよく分からないですよね?
では、どちらが正しいのか。
これはどちらも正しいというのが正解。
この業界は現場次第なので楽な現場もあれば激務現場もあるという事です。
経験上、本当に楽な現場は一握りだと思います。
でも僕が今回の記事で伝えたい事はその事ではありません。
この業界が現場次第なんていう事は少し調べれば分かる事ですからね。
より踏み込んだ内容をお伝えできればと思います。
目次
ビルメンに向いている人
一般的にこの業界での激務というのは他業界の激務に比べればまだマシな方なのではないかと思います。
他業界では残業100時間以上で〇〇連勤でほとんど休みがなく過労死したりと悲惨なニュースを見たりしますがこの業界はそこまでひどくないです。
ビルマネの様に管理する側になれば話は別だと思いますが。
なので他業界で激務に苦しんでいる方で給料が下がってもいいから負担が少ない仕事がしたいという方にはビルメン業界は向いていると思います。
ビルメンに向いていない人
はっきり言います。
社会不適合者にはビルメンは向いていません。
社会不適合者の自分が言うんだから間違いない。
社会不適合者の定義は色々とあると思うのですが
ストレス耐性が極めて低い、コミュ障、要領が悪い、自分で判断する事が苦手等でしょうか。
僕に全部当てはまっています。
ビルメンの主な仕事はトラブル対応です。
しかも夜勤時は一人の現場が多いので自分で判断して動けないと仕事になりません。
例えば天井からすごい量の水が漏れてきたとしましょう。
放っておくと大変な事になりますよね?
最低限、水を止めるか、排水までもっていく必要があります。
他に人がいないなら自分で対応しなければいけないのです。
どうしたらいいか分からないでは済まされません。
臨機応変に動ける必要があるのです。
そして意外と人と話す機会が多いです。
現場によってはオーナー側の人との折衝もあります。
当然、設備の事について質問されたり修繕計画について相談されたりするのである程度知識がないと出来ないですね。
(折衝は現場の責任者クラスがする場合が多いですが)
折衝業務がなくても何かトラブルがあれば当然、先方に状況説明する必要があります。
「早く直してくれ!」とプレッシャーをかけられる事も度々あります。
特に夏場のエアコンのトラブルはやばいです。
まぁ容易に想像できると思いますけど・・・。
コミュ障にとっては辛いところです。
ビルメンが楽を鵜呑みにしない事
ネットでビルメンが楽だという意見を鵜呑みにするのは危険です。
たまたまその人が当たり現場に居るだけの可能性があります。
そして何より重要なのは社会不適合者が普通の人の意見を参考にしてはいけないという事。
↑(これがこの記事で一番伝えたかった事です)
普通の人の楽と社会不適合者の楽とでは天と地ほどに差があります。
ビルメンなんて誰でも出来ると言っている人は人並みの能力を備えた人と考えておきましょう。
普通の人が当たり前に出来る事を出来ないのが社会不適合者です。
だから参考にするなら同じ社会不適合者の人の意見を参考にするべきです。
今回は僕ならではの視点で記事を書けたのではないかと思います。
社会不適合者を自覚し、ビルメン業界を考えている方の参考になれば幸いです。
<補足>
だったら社会不適合者に向いている仕事って何?という疑問が出てくるかと思います。
その質問に対する回答は僕は持っていません。。。
だからこそ今苦しんでいるのです。
他の業界に比べて激務率が少ない、実務経験があれば転職が容易、中には楽な現場もある等
良い面もあるのでビルメンという選択肢も決して悪くはないと思います。
ただ、記事に書いた通り、楽ではないので心構えだけはしっかりとしておきましょう。
コメント
社会不適合者、つまり能力がない人間にビルメンは向かないという言説は、孤高さんの言う通り事実です。とっさの判断力が必要でコミュニケーション能力もいるのが昨今のビルメンですよね…。
ただ他に向いている職業がないのも現実な気がする。
あったとしても、それは高学歴必須だったり、芸術家やYouTuber等の運や才能の必要な特殊な職業だけ。
なのでハズレでも飲食や介護みたいに過労死せず、歳食っても資格あれば転職就職が比較的容易で、運がいいと神現場で入札までのんびりできる可能性のあるビルメンも悪くないと思いますよ。
まあうんこかうんこ味のカレーかみたいな話ではありますが。
標準的な能力がなければ厳しいですよね。
そして社会不適合者はそもそも労働に向いていないという( ̄▽ ̄;)
警備かビルメンで当たり現場を引くぐらいしかないのかもしれません。。。
ビルメンは童貞多いですか?
どうでしょね~。
いたとしても私童貞ですって普通言わないので分からないですね(笑)
ありがとうございます
参考になりました
どういたしまして。
何の参考になったのかは聞かないでおきます(笑)
ビルメン業界を目指す人の考えとして、「資格があれば四十代でも正社員になれる」「電験三種以上の難関資格が取れれば高年収も狙える」というのがあると思います。
警備や飲食などと違って、資格の比重が高く、本人の努力と資格次第で人並み以上の生活を目指せるのではないか、と。
これに関してはどうでしょうか?
>「資格があれば四十代でも正社員になれる」
「電験三種以上の難関資格が取れれば高年収も狙える」
これは正しいです。だだ未経験でこの業界に来るなら職業訓練校経由をおすすめします。
電験3種を取得できれば大手系列系への就職も狙えるでしょう。
実務経験と資格があれば比較的転職が容易なのはこの業界の良いところです。
孤高さんの過去ログを読んでいたら、孤高さんがビルメンになったのは2017年の11月からなんですね。今年で2年半過ぎましたが、ビルメンとしての生活はどうですか?私はビルメンだった時はシフト制と24時間勤務でなんか疲れやすくなった気がします。
孤高さんが言う通りビルメンは楽じゃないし、お客さんとの折衝もあるから肉体的にも精神的にもきつい仕事だと思います。正直なめてましたね。
まあ確かに激務ではありませんが、毎日トラブルが起きないように祈る生活は正直きつかったです。
確かに疲れやすくなりましたね( ̄▽ ̄;)
歳のせいかもしれないですけど。
仮眠時間は相変わらずあまり寝れないので体に負担がかかっているかもしれないです。
夜勤は体に良くないのは確かですからね~💦
ありがとうございます。じゃあ夢はあるわけですね。
仮に、孤高さんが今の職場を辞めて別の業界に移った後、ビルメンの方がまだマシだ、と気付いた場合、比較的容易に戻れそうなのも良いですね。
電験等の上位資格を取って実務経験を積めば大企業の系列会社に入れる可能性があるので
収入を上げたい方はその道を目指すのが良いかと思います。
ただ、独立系に比べて系列系は仕事のレベルが上がるらしいですけど💦
確かに一度業界を離れても資格と実務経験があれば戻りやすいでしょうね~。
今回の記事を読んだ時思いましたが、私はこのブログに載っている社会不適合者そのものですね。
しかも、孤高の童貞さんのようにメーターの交換のやり方なども分かりません。機械室の床が水浸しならまずテンパってパニクるでしょう。今月で二年目に突入しましたが、上司からはしきりに警備飛ばすか、もしくは清掃・警備・設備全部やる現場(某大学の付属中高)に飛ばすかと言われます。正直最近機械いじるのが性に合わない、というか興味を持てないと思う毎日なので悩んでいます。
今までの現場ではそんなに作業的な仕事がなかったんですが
現職場に来てから工具を使う作業が多くて大変です😅
慣れてきて出来る事も増えましたがトラブル対応は苦手です。
コミュ障なので客先とのやり取りも気疲れしてしまいます。
結局、能力値が低いのでどの業界に行っても苦労してしまうんですよね~。。。
初めまして、時々ブログを読ませてもらっている者です。
主さんのブログを見ているとビルメンて結構きつい仕事なのかな?とだんだん不安になってきました。
かくいう私も去年終わりくらいからビルメンに転職したのですが、常駐契約で入ったはずなのに入社直前に有無を言わさず巡回に飛ばされて毎日憤りしか感じない日々を過ごしています。
ビルメン四点セットがあり、ビルメンとしてはまだ若いのでこんな糞職場はもうすぐ退職しますが…
超底辺から並の底辺になるためにビルメンに転職したのに、なんだがビルメンになる前にやっていた派遣社員時代の仕事の方が良かったなと思う日々です。
条件の良い常駐ビルメンになれればまた考えも変わるのでしょうか…?
好待遇を求めるのであれば独立系より大企業の系列系が良いと思います。
ただ、独立系に比べて色々と大変みたいですけど(^-^;
当たり現場とハズレ現場は入ってみないと分からないですから運ですね。
まぁとりあえずはオフィスビルの常駐が王道なんじゃないでしょうか。