僕は昨年(令和2年度)のビル管試験でなんとか一発合格する事が出来ました。
解答速報が出るまでヒヤヒヤでしたが点数は138点と意外と取れていました。
ビル管の勉強方法を教えてほしいとリクエストをいただいたので今回、ご紹介します!
ただあくまで我流の勉強方法なので参考程度にしていただければと思います。
目次
①黒本を2周
一番最初にした事はこの黒本を2周しました。
10年分の過去問が科目ごとにまとめられています。
かなりのボリュームなので正直1周で十分だったなと思ってます。
昨年度の赤本は2014年の問題がこの黒本とかぶってましたが
最新の赤本を買えば問題がかぶる事はありません。
②黒本解答欄の重要部分にマーカー
次にした事は黒本の一番後ろにある解答欄で自分が重要だと思う箇所をマーカーしました。
赤本に入る前にこのマーカーした部分を流し読みして復習しました。
③赤本で模擬試験
黒本で一通り学習した後は赤本で模擬試験をしました。
それぞれの年度の過去問を解き、実際に採点します。
そこで分かった事は黒本を2周したにもかかわらず合格ラインに達していませんでした。
全然頭に入っていない事に絶望しました。
ガムシャラに問題を解くだけでは駄目だと思いました。
そこで次に僕がした事は・・・
④問題に直接書き込む
赤本で一度解いた年度の問題はもう模擬試験には使えません。
2回目なら点数が上がるの当たり前ですからね。
模擬試験は初見でやらないと正確に力を測る事が出来ません。
なので思い切って一度解いた年度の問題に直接書き込む事にしたのです。
問題の間違っている部分を二重線で消して正解を書き込む(全選択肢)
これをする事によって急激に頭に入ってくる様になり合格ラインに乗せる事が出来ました。
赤本の解答欄は正解の選択肢しか解説されていない場合があるので
【ビル管理士、これでOK】様というサイトを参考にしました。
とにかくこのサイトは見やすいし解説が必要最低限で要点だけまとめてくれているのでオススメです!
⑤弱点をまとめる
勉強が進んでくると自分が苦手とする部分、覚えにくい部分が分かってくると思います。
それを克服する為にパソコンのワードで覚えにくい部分を打ち込んでA4用紙にプリントアウトしました。
これの効果は絶大でした。
試験当日はこの用紙に書かれてある事を集中的に読みました。
覚えにくい事でも短時間なら記憶出来ますからね。
これがなければ落としていた問題結構ありました。
以上が僕がした勉強法です。
特に有効だったのは弱点をまとめる事と問題に直接書き込んだ事ですね。
ここ数年のビル管試験の傾向
ここ数年、問題数の少ない科目に新しい問題を相当数入れてくる傾向があります。
令和元年度だと「建築物衛生行政概論」
令和2年度だと「建築物の構造概論」
この科目に相当数の新しい問題が入ってました。
「建築物衛生行政概論」は20問
「建築物の構造概論」は15問しかありません。
科目正答率が40%未満だと総得点で117点以上あっても不合格になってしまいます。
俗にいう“足切り”というやつです。
なので問題数の少ない科目は要注意です。
新しい問題は対策しようがないので既存の問題を確実に正解し足切りを回避しましょう。
この記事が少しでもビル管を受験される方のお役に立てれば幸いです。
PS.下記の動画はブログに書かれている内容と相違ないので見る必要ないと思います(笑)
コメント
よくうかりましたね。すごいです
ありがとうございます!
勉強し始めた頃はまさか一発合格出来るとは思ってなかったです。
ビル管の勉強法は私も孤高の童貞さんとだいたい同じでした。違いは黒本の前にざっとオーム社のこれだけマスタービル管試験を流したくらいですが、いらなかったかなぁ…。
孤高の童貞さんはもう消防甲4も合格確実だと思いますし、次に受験する資格は決めていますか?以前ちょっと宅建とビル管はどちらが難しいのかな~とおっしゃっていましたね。 宅建に興味あるのですか?…私はジャンルが違う感じで全く興味わかずホントに全然ムリです。まあ合格もできないとは思いますが。
中々するどいですね(笑)
近いうちにブログやYoutubeで公開する予定でしたがコメント欄なのでこっそりお答えします!
次に受けるのは消防設備士乙7です。
しかし科目免除で楽勝なので勉強の必要はあまりなさそうです。
なので宅建の勉強を既に始めてます。
こちらは中々骨が折れそうです😅
そうなんですね!孤高の童貞さんに宅建試験の傾向は合っているんじゃないかなと、よく知らんのですけれどなんとなく思います。だからもう私、既に孤高の童貞さんの合格を確信してるのですが。合格の暁にはビル管とどちらが大変だったか教えてください。ビルメンされている方にはビル管試験のほうが楽かなとは思いますけれど。
私も次の試験は消防乙7です。科目免除で10問くらい?ですが、頑張りましょうね!
宅建は計算問題が少なく法律メインの資格なので頑張ればなんとかいけそうです(多分)
ビル管の時より勉強期間が短いのが不安材料ですが・・・。
乙7は科目免除使ったら楽勝ですがお互い足元をすくわれない様にしたいですね!
>宅建は計算問題が少なく法律メインの資格なので
なんかbirumanさんのブログにもそんなこと書いてありました~。しかし計算問題が少ないということは無いわけじゃないんですね、意外でした。
乙7は油断しないようにしたいと思いますけれど、なんか余裕がある試験も私落ちたりします。気を付けます…。
僕も宅建は計算問題ないと思っていたんですが報酬額を計算する問題があるんですよね( ノД`)
計算そのものより条件によって変わる掛け率を覚えるのが大変そうです。
乙7は10問しかない分、ケアレスミスが命取りになるので油断は禁物ですね!