さて、今日はメンクリに行ってきました。
結論から言うと抗うつ薬を服用する事になりました。
抗うつ薬を飲む事になりましたが精神状態が急激に悪化した訳ではありません。
以前から度々ブログに書いてきましたが、僕は長年現実感喪失症に悩まされています。
高卒で入った会社で受けた強いストレスが引き金になって発症したと思われるのでもう20年近く頭がぼーっとしていて現実感がない感覚が続いています。
ADHDと何か関係しているのかと思いましたがストラテラを服用しても何も変化はありませんでした。
少し前にデジタルデトックスも試しましたがこちらも効果はありませんでした。
そこで今日、改めて先生に現実感喪失症の事についてお話して、何か効きそうな薬はないかと相談しました。
先生からは抑うつ状態から症状がきていると思うので抗うつ薬が効く可能性がある。もし嫌でなければ試しに服用してみてはどうだろうかと提案されました。
僕は抗うつ薬を飲む事に関しては抵抗はないので即答で処方してもらう事にしました。
処方された抗うつ薬は比較的新しい薬みたいで副作用が少ないトリンテリックスという薬です。
正式名称はボルチオキセチンというらしいです。
以下、薬の説明です。興味ない方は【まずは2週間服用する事に】の項目まで読み飛ばして下さい~
トリンテリックスの効果と作動機序
- 症状改善:
- トリンテリックスは、主にうつ病の症状を改善するために使用されます。これには、気分の落ち込み、興味の喪失、疲労感、集中力の低下、不眠などの症状が含まれます。
- 作用機序:
- トリンテリックスは、選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)の一種ですが、他のSSRIとは異なる多重作用を持っています。具体的には、セロトニン受容体(5-HT1A、5-HT1B、5-HT3、5-HT7)への作用を通じて、セロトニンの神経伝達を調節します。これにより、気分や感情の調整に関与する脳内の化学物質のバランスを改善します。
効果の発現
- 即効性と持続性:
- トリンテリックスの効果は、一般的に数週間の継続使用後に現れます。効果が感じられるまでに時間がかかることがありますが、長期間使用することで安定した症状改善が期待されます。
副作用
- 一般的な副作用:
- 吐き気、頭痛、めまい、便秘などが報告されています。
- 重篤な副作用:
- セロトニン症候群、低ナトリウム血症、アレルギー反応などが稀に発生することがあります。
注意点
- 服用の際の注意:
- 医師の指示に従い、定められた用量を守ることが重要です。
- 他の薬剤との相互作用に注意が必要です。特に他の抗うつ薬やセロトニンに影響を与える薬剤との併用には慎重を要します。
臨床研究
- 研究結果:
- トリンテリックスは、プラセボ対照試験において、うつ病の症状改善において有効であることが示されています。また、他の抗うつ薬と比較しても、忍容性が良好であるとされています。
トリンテリックスは、特定の患者に対して有効な治療オプションとなることが多いですが、個々の患者の反応は異なるため、治療計画は医師と相談しながら進めることが重要です。
まずは2週間服用する事に
初めての抗うつ薬の服用なので0.5錠を2週間服用して様子を見る事になりました。
胃薬も一緒に処方してもらいました。
現実感喪失症が改善されれば本当に人生が変わるぐらいQOLが上がると思います。
思考能力が常に落ちている状態なので仕事、生活、勉強の全てに悪影響を及ぼしていますからね。
資格の勉強なんかも頭が回らない状態でするのは本当に苦痛です。
夜は症状がひどくなるのでアニメを見るのもしんどいぐらいです。
なのでトリンテリックスには期待しています。
これでダメならもう諦めるしかありません。
残りの人生を快適に過ごせる為に効いてくれますように!!(ー人ー)
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